飲食サービス業界経験者の学習塾開業・成功ポイント

飲食サービス業界で培った技能を活かせば、学習塾を開業して成功につなげることができます。例えば、飲食サービス業界では、お客様のリアクションを通して、サービスの向上や提供する商品の良し悪しなどを直接肌で感じ取ったのではないでしょうか。

 

学習塾業界では、毎日コンディション、やる気が異なる子どもたちを相手にします。その日の子どもたちの状況に合わせて、勉強に意識が向くように指導を行います。相手の動きに対応する、マンネリになりにくい仕事という点で、学習塾業界は飲食サービス業界と共通している部分があるのです。

 

 

飲食店は人が食事をする場所です。ただ単に食事をとるだけの人々もいれば、基本的にお祝いや人が楽しむ人も多いかと思います。飲食サービスを経験されてきた方は、「お客様を喜ばせるため」という意識を持って働いていたのではないでしょうか。

 

実は、学習塾でも「喜ばせる」という点は共通しています。毎回生徒に「新しい何かを学ばせること」「成長を実感させること」は当然ですが、生徒が通塾が楽しみなるように、「学校であったこと」「今流行っていること」「人気のマンガ・ドラマ」「ファッション」など、勉強以外の話題にもちゃんと向き合って、「相手を喜ばせる」サービスを行うことが重要なのです。

 

 

飲食サービス業界では、接客等を通じてたくさんの人と出会う機会に恵まれたことでしょう。飲食サービスで磨きあげた「気配り心配り」の技能は、学習塾運営で必ず活きてきます。ただし、子どもに同調しすぎるあまり、甘やかしにならないように注意が必要です。学習塾は教育サービスを提供する場なので、「厳しさ」を子どもたちに伝えなければなりません。特に、目標を達成すること、努力し続けることを伝えるとき、「厳しさ」が必要になります。

 

学習塾業界もサービス業です。飲食サービス業界で培ってきた技能をすぐに学習塾で活かせるように、下記のとおりポイントをまとめておきます。

 

                                                       

[ 5つのポイント ]

  • 親切/生徒と保護者、異なる2つの立場へ配慮したサービスを
  • 安心/保護者が安心して任せられる「信頼」づくり
  • 公平/どの生徒にも声をかける、公平に対応する
  • 迅速/生徒や保護者の動向に注意し、迅速に対策を打つ
  • 清潔/心地よく勉強できる空間を提供する、トイレ掃除の徹底

 

今の時代、教える部分は学習システムで代用が可能です。開業にあたり、教育経験は不問です。それよりも、人と人との関係構築力が重要です。飲食サービス業界で培った「気配り心配り」の技能が学習塾で活かされ、日本の教育・未来を支える力となることを心より願います。


これでシステムエンジニア(SE)は学習塾開業で成功できる

システムエンジニア(SE)経験者が学習塾を開業する場合、コンピュータに強い長所を活かすことで、塾経営が成功しやすくなります。実は学習塾業界は、業態変革期に入っています。黒板やホワイトボードで教え込む旧来の授業方法は、経営効率の観点からすると時代に合っていません。

 

パソコンやタブレットPCなどをうまく活用して、極端な話、1人で50名以上の生徒に対応できる経営スタイルが求められています。生徒数に比例して講師を雇わずに済むため、損益分岐点が低く抑えられ、利益率の高い経営が実現するのです。

 

 

コンピュータの活用は、経営的側面ばかりではありません。生徒の学習スタイルとしても時代にマッチしています。生徒の意欲次第で、インターネットを活用すればいくらでも情報を得ることができる時代です。つまり、以前に増して生徒の「自立学習」の姿勢を育み、「発想力」を伸ばすことが重要視されているのです。文科省が提唱してきた「アクティブ・ラーニング(能動学習)」や推奨している「プログラミング教育」などは、まさにこれからの教育で求められる方向性です。

 

では、具体的にどのようにコンピュータを活用するのか?

まずは教材のシステム化が挙げられます。生徒がパソコンやタブレットPCに向かって、繰り返し問題を解くイメージです。自動採点になっているので、講師が丸付けをする必要がなく、生徒の精神的フォローに徹することができます。弱点箇所はクラウド上に保存され続け、弱点箇所の演習で効率的に学力を高めることができます。そのほか、コンピュータ上では映像資料が確認できるので、大きく理解を助けることになります。

 

 

教材以外には、生徒の入退室を知らせるメールシステムが挙げられます。保護者の立場で考えるとわかりますが、夜間に通塾する我が子を思えば、無事に塾に着いたのかどうか、安心材料として毎回知らせてもらいたいものです。学習塾が「安全性」ビジネスとも言われる理由はここにあります。

 

  • 先生は信頼できる人かどうか?
  • この塾は我が子に合っているのか?
  • 往路に危険はないか?
  • 通塾させたら本当に成績は上がるのか?

 

 

人間同士の付き合いが重要なのはもちろんですが、コンピュータをうまく活用して「安全性」を表現していくことも大切です。システムエンジニア(SE)経験者は、仕事柄、各種プロジェクトに参画することで「リスク管理」を学んできた人たちです。持ち前の「リスク管理」能力を活かして、「安全性」を表現していけば、保護者の安心材料を一つ一つ積み上げて行くことができるのです。