営業職経験者は学習塾で成功しやすい

営業職経験者は、学習塾で成功しやすいと言えます。営業職と言っても業界によって異なりますが、根底にある役割・責任には大差がないでしょう。ここで、ある営業職の例を考えてみましょう。まず第一段階では、初対面にも関わらず営業をかけるところから始まります。クライアントと一緒になって、より良い状況となるように企画を詰めていきます。この企画は一旦、社内に持ち帰って調整し、クライアントと信頼関係を高めつつ、調整済みの単価を提案して最終的に受注につなげます。

 

 

第二段階では、クライアントの要求通りか、それ以上の何かを納品し、やっとここで「売り」が立ちます。時に返品処理や作り直しなどの対応も必要でしょう。第三段階では、納品の翌月末までに代金の回収を行います。入金確認ができて始めて「実績」と認める会社は多く、営業マンが一番達成感を感じられる瞬間です。

 

その後は、そのクライアントが良いリピーターとなるよう、継続的に信頼関係を高めていきます。時に仕事以外の相談すら受けることもあるかもしれません。いずれにしても、細かい仕事は事務職・経理職の人へ分担できたとしても、代金の回収・信頼構築、継続など、すべてを把握する責任が営業職には課されます。

 

営業経験者は「商売の基本」をバランスよく学んできた人と言っても過言ではないでしょう。さらに加えるとすれば、営業職として会社の代表として全面で常に戦ってきた経験によって、いつでも強制的に仕事に対して主体的になれるスキルを有しているとも言えます。クライアントとがっつり利害関係で結ばれてきたと同時に、本当の人間関係とは何であるのかも深く理解している方も多いことでしょう。

 

 

ここで学習塾に話を戻しましょう。学習塾の経営は、「生徒数」×「月謝単価」×「継続期間」で成り立っています。学習塾での第一段階の営業は、問い合わせが入って無料体験を行い、入塾させるまで。つまり、「生徒数」を意味します。入塾時に「月謝単価」は決定しますが、保護者との信頼関係を高めて、徐々に「単価」を上げていく交渉が第二段階の営業です。そして、たとえ成績が下がっても即座に退塾しないほどの信頼関係を構築し、卒業までの長い期間を通塾いただくこと。これが第三段階の営業です。つまり、「継続期間」を意味します。

 

学習塾はサービス業です。生徒には教育者でありながら、保護者には営業マン。営業職の経験を活かせば、「生徒数」×「月謝単価」×「継続期間」を最大にできる可能性があるのです。同時に、学習塾業界の発展に大きく貢献できるのです。


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