学習塾経営〜7つの失敗しないためのやり方

学習塾経営〜7つの失敗しないためのやり方

 

 学習塾経営を失敗しないために、押さえておきたい7つのポイントがあります。2002年以来、多くの塾開業者を支援してきて見えてきた重要なキーワードなので、できれば学習塾を開業する前に経営方針の参考にしてください。

 


(1)失敗を恐れず、行動力を持つ


 事業にはリスクがつきものです。膨大な労力が必要になります。しかし、成功する塾経営者には多少のリスクを顧みず、すぐに実行に移せる「行動力」があります。

 

行動力は、がむしゃらに思いつきで動き回ることではありません。「がむしゃらさ」もエネルギーとしては大切ですが、例えば「競合他塾の塾生数・単価・学年をリサーチする」「学校行事を確認して生徒の一斉下校時間を調べ、チラシ配布計画を練る」「行動に対するリスク分析を行い、もっと費用対効果の高い対策がないかを考える」など、実行に移すまでの過程も含めての「行動力」が大切です。

 

学習塾は人気商売です。アクションや分析・戦略を立てないことには前へ進むことができません。他塾の従業員が敬遠するような事や腰が重たくなってしまうような事でもフットワークが軽く、すぐに何かしらのアクションを起こせる行動力が必要です。他塾との差をつけるには、圧倒的な「行動力」が欠かせません。
 


(2)人付き合いを大切にする


 成功する塾経営者の多くは、人付き合いが上手です。地域の方々との関係づくりはもちろん、取引業者との良好な付き合いも心がけます。

 

学習塾が人気商売である以上、「人のつながり」を軽視することはできません。まずはご家族や親族から慕われるように、相手が喜ぶ心がけから始めると良いでしょう。

 

一人の笑顔がその場の空気をなごませ、笑顔になった人たちの気分を快適にします。笑顔は周囲の人にも伝播し、次第に学習塾経営を明るくしていきます。

 


(3)褒められる事を目的としない


 生徒への授業を通して「自分を優位に見せたい」「頑張っているアピールをしたい」といった考えを持つ人は要注意です。なぜならば、失敗する塾経営者に多い傾向だからです。自塾のサービスを客観視できていないことが問題です。サービスに改善を加えることができないため、他塾に勝てなくなってきます。

 

また、経営者が自塾のサービスを客観視できていない状況で、従業員(講師)よりも仕事をしているという雰囲気を強調したり見栄をはったりする場合は、従業員(講師)のモチベーションを削ぐことにつながります。経営を安定化させるためにも、冷静に自分自身(自塾)を客観視するように努めることが大切です。

 


(4)人の意見を聞ける


 成功する塾経営者の多くは、周囲から「すごいね」「頑張っているね」「少しは息を抜いたら?」などと言われても、自分自身の苦労や周囲からの評価を深く気にしていない事が多いです。

 

「好きこそものの上手なれ」という言葉があるとおり、常にワクワクする事を取り組んでいる結果です。成功者には、結果が出て当たり前という雰囲気が備わっています。

 

このような成功者は、ワクワクする事に出合うために情報が欠かせません。だから、他人の助言を素直に聞き入れる能力、自塾へ取り入れる工夫力にも長けています。

 


(5)本をたくさん読む


 塾経営者の成長は塾サービスの充実であり、地域の方々の信頼向上につながります。経営者も人ですから、読書を通じて勉強し続けることが大切です。
 
本をよく読んでいる人の方が想像力が向上し、何をするにしても柔軟な考えを持つことができます。発想の引き出しが増える分、センス溢れる行動が実現できるというものです。読書を通じ、よく「まねぶ」こと。「学ぶ」は、「真似ぶ(まねぶ)」が語源です。「真似ぶ(まねぶ)」を、学びのプロ自らが実践することに意味があります。

 


(6)基本に戻れる


 セオリーにとらわれず、思い切ったチャレンジや改革。塾経営成功のために、時に奇抜な発想や独特な感性・大胆な行動などが必要になります。しかし、思い切った行動をするにあたっては、必ずマナーの基本を大切にしなければなりません。

 

相手のある仕事ですから、「挨拶を怠らない」「清潔な身だしなみ」といった点は社会人としての最低限のマナーです。しっかりと基本を抑えた上で、勝負所では思い切った行動に出るバランス感覚を持ちましょう。


 


(7)自分のお金と経費を区別できる


 特に個人塾経営者では、身の回りの物も経費で落とせるため、自分のお金と経費の区別ができず、どんぶり勘定でお金を使ってしまう傾向があります。しっかりと経費として区別して計算する事が大切です。

 

それぞれのお金を区別できないと、無駄な出費が増えてしまうだけではなく、売上比率や経費率など具体的な経営の実態が見えなくなってしまいます。結果的に広告費にお金をかけることができず、生徒募集に苦戦することも生じてきます。

 

成功する経営者の多くは税金対策として経費はしっかりと使いつつ、お金をきちんと区別して経営の数字が正確に把握できています。


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